JANコード
商品のパッケージに一連の数字とバーコードが印刷されているのを、よく目にすると思いますが、あのバーコードと数字がJAN（Japanese Article Number）コードと呼ばれるものです。JANコードは、日本全国共通で使える商品識別コードおよびバーコードの規格で、商品の受発注、棚卸し、在庫管理などに利用されています。
JANコードには、以下の2種類の形式があります。企業（メーカー）コードの先頭2桁は国コードとなっており、日本は"49"または"45"となっています。
- 標準タイプ（13桁）
企業（メーカー）コード9桁 ＋ 商品アイテムコード3桁 ＋ チェックディジット1桁
または
企業（メーカー）コード7桁 ＋ 商品アイテムコード5桁 ＋ チェックディジット1桁- 短縮タイプ（8桁）
企業（メーカー）コード6桁 ＋ 商品アイテムコード1桁 ＋ チェックディジット1桁
*チェックディジット： 入力ミス検出用の数字
JANコードの管理は、財団法人流通システム開発センターが行っています。JANコードは、世界100ケ国以上で利用されているコード体系であるEANコード（European Article Number）に含まれます。EANコードは、アメリカ、カナダに普及しているコード体系であるUPC（Universal Product Code）と互換性を持っています。